未来を拓く組織文化

 今日は、『ザ・ネクストフロンティア』第2章 ドラッカーとの対話を参考に、

未来を拓く人材論と組織文化について考えてみたい。


『「それぞれの役割に合わせて、上手な使い方をしていくことが

マネジメントなのだ
」ということですね。

そういう意味で、特に大事なことは、

その人のいちばん使える長所のところに

光を当てていくこと
です。

「この人のいちばんの強みは何か」ということで、

人の組み合わせをつくっていかなければなりません。

弱点ばかりを見ているような人や、

波風が立つことばかりを恐れている人は駄目です。

「人を長所で使っていくことが大事だ」ということですね。』

『ザ・ネクストフロンティア』第2章 ドラッカーとの対話P.121より



ドラッカーとの対話の中で説かれたこの内容は、

生前のドラッカーの著書の中でも中核をなす思想の一つであるが、

今、大事なことは人材論である。


人材の潜在能力をいかに発揮するべきか。

人材の能力をいかに組織としての成果に結びつけ、

未来を切り開くべきか。


そのためには、

優秀な人材をならして平均的な人材にしていく組織文化ではなく、

人材の強みを伸ばし、優秀な人材として活かし、成果を上げていく組織文化への

カルチャー転換が必要
である。


『ザ・ネクストフロンティア』第2章 ドラッカーとの対話では次のように説かれている。


「私に任せてくれ」と言える人材をつくると同時に、「個人主義に走ることなく、

チームプレイで成果を上げる」というカルチャー
をつくらなければいけないんですね。

これがまだ十分でないと思います。』

『ザ・ネクストフロンティア』第2章 ドラッカーとの対話P.106より


人材の強みを伸ばし、主体的に責任を取り、

アイデアを具現化できる人材を育てるとともに、

個人主義ではなく、チームプレーで成果をあげ、

チーム力を最大化していくカルチャーこそが、

今求められている組織文化
である。


人材の弱みを見つめすぎて、その人の強みを評価しない組織であってはいけない。

そして、組織内の調和を第一と考え、波風が立つことを恐れる組織であってはいけない。


その組織が何を最上の価値としているのか。

組織内の人間関係であるのか。秩序であるのか。

それとも、外に向けた成果であるのか。

もしも、外に向けた成果が第一優先であるならば、

組織内の矛盾した価値観やカルチャーは体系的廃棄をしなければならない。


人材の強みを活かし、一人ひとりが主体的に責任を取り、

提案して具現化していくカルチャーへ。

個人主義ではなく、チームプレーで成果を上げていくカルチャーへ。


このカルチャー転換こそが、未来を拓くために必要なことだと思う。

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