真理映画の目指すもの

今日は、真理映画の目指すものについて

探究してみたいと思います。

 

 

今週はハリウッド映画の大作を2本、

『ザ・マミー』と

『トランスフォーマー最後の騎士王』を観ました。

 

『ザ・マミー』は約141億円、

『トランスフォーマー最後の騎士王』は約246億円の

製作費で創った大作ですが、

どちらも私の主観としては

納得のいかない出来栄えでした。

 

『トランスフォーマー』は

個人的に好きなので楽しめたのですが、

壮大なスケールのシナリオで

飽きさせない展開は良かったものの、

何かが足りないと感じ、

『ザ・マミー』についても

他の評論の通りと思いました。

 

では、何が足りないと感じたのか?

 

デビッド・フィンチャー監督が分かりやすく

コメントしている記事がありましたので紹介いたします。

 

「映画ではキャラクターを描く時間がない」

 

「すべてがキャラクターについてだ。だが、いまでは世界を滅亡から守ることだけになってしまっている。

 

自分が作ることを許された映画ですら、登場人物が熟考するようなシーンはほぼない。ほとんどがカウントダウンのシーンだ」

 

引用:デビッド・フィンチャー監督、現代のハリウッド映画の問題点を指摘

 

 

昔のハリウッド映画のように、

キャラクターを深く描き切るような映画が少なくなり、

今のハリウッド映画の大作は、

世界を滅亡から守るスケールの大きさで押し切る

映画が多くなっているということです。

 

私が足りないと感じたのは、

要するにキャラクターの

心の内面を深く描くようなシーンであり、

スケールの大きさと上映時間の制限などで

制約が多くなっているのでしょう。

 

まさにハリウッドのドラマのほうが、

キャラクターの内面をしっかり描いた良作が

増えているのかもしれません。

 

ハリウッド映画は、大作であれば

製作費の2倍、3倍以上の興行収入が見込めますし、

その分製作費をかけてスケールをアップさせているのだ

と思いますが、その分「商業主義」的になり、

ある意味においては、

観る人の求めているものとギャップがあるように

感じます。

 

そしてここにこそ、日本映画の生き筋もあるのでは

ないかと思うのです。

 

 

大川隆法総裁の御法話「芸能と仏法真理」では、

次のように説かれています。

 

・「世の中に流行るものは善、流行らないものは悪」とする考えもある。これは「商業主義」。

 

・芸能を目指すものにとって、まずは売れなければどうにもならないこともあるので、まずは売れるようになることを至上目標にして頑張っている人が九割以上で、「売れる先にあるものは何か」という考え、哲学がない人が多い。

 

引用:「芸能と仏法真理」

 

興行収入が至上目的であれば、

やはり売れる映画になるための条件や制約が

いろいろ掛かると思いますが、

「売れる先にあるもの」が大事で、

例えばディズニーのように哲学があるところと

ないところで、

徐々に差が開いていく

ような気がしてなりません。

 

では映画において、

仏法真理という思想、哲学を宿した映画は、

如何にあるべきでしょうか?

 

大川隆法総裁の御法話「芸能と仏法真理」では、

次のように説かれています。

 

・映画として創る以上、善と悪が出てくることは完全には避けがたい。悪が出てきた意味は一体何なのかというところを追究していかねばならない。

 

・どこかで「救い」、「正義」、「救済」、天使たちの「自己犠牲の思い」や「苦しみ」が何を支えようとしているのか、何を世の中に及ぼそうとしているのかを盛っていくことが大事。

 

・映画自体に、信仰的な内容や、伝道にプラスになるもの、自分の悩みが解けたり、溜まっていたものがスッと降りるカタルシス効果みたいなものがなければいけないと思う。

 

引用:「芸能と仏法真理」

 

少し分かりやすくまとめると、

 

【真理映画のポイント】

 

 ̄撚茲里覆で善悪を描きつつも、悪が出てきた意味、

悪をなすことになった心の闇や縁起を描くこと。

 

△海寮づなストーリーだけでなく、

宗教的価値や人生の苦難困難の意味、

登場人物の崇高なる精神などを描くことができるか。

 

1撚茲魎僂進々が、観終わったあとに

信仰心が高まったり、

登場人物に共感して自分の悩みが解けたり、

心の毒素や鬱積した感情が

浄化されるような感覚が得られるか。

 

というポイントが、

他の映画との差別化となってくると思います。

 

真理映画の強みは、

人間の心の可能性や闇を描く深みが出せることだと思うし、

そんなキャラクターをしっかり描いた心に響く作品ができたら、

どんな製作規模の映画であろうと人々の心を打つことが

できるのではないでしょうか。

 

 

真理映画創りを志す脚本家・クリエーターが

数多く出てくることを願っています。

 

 

 

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