坂本龍一の「音」作りにみるインスピレーションを受けるヒントー情報遮断して心の態勢を整える

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アイデアは、

情報を浴びるほど降りてくる。

そう思われがちです。

けれど、一流の音楽家が

心掛けていたのは、その逆でした。

今日は、音楽制作において

1%のインスピレーションを

得る方法について

探究してみたいと思います。

 

目次
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坂本龍一の「音」作りにみる作曲のヒント

「WIRED」の過去記事に、

音楽家・坂本龍一の記事が

載っていたので読んでみました。

 

坂本龍一は皆様ご存知の通り、

YMOで音楽活動を続ける傍ら、

映画「戦場のメリークリスマス」へ

出演しました。

映画音楽で大ヒットし、

映画「ラストエンペラー」では

アカデミー賞作曲賞などを

受賞しました。

幅広い領域で活躍してきた

音楽家です。

どのように曲を創っているのか、

興味がありました。

 

記事のなかで印象に残ったのは、

以下の部分です。

 

ぼく自身のことを考えても、

「根源的に問う」ことを

日常的にやっているからこそ、

新しい「音」を

つくることができる

のではないかと思います。

ただ、そうした新しい「音」は、

突然思い浮かぶから

大変なんですよ。

昔、クルマを運転しているときに

メロディーが

思い浮かんだときは、

本当に慌てたことを

覚えています(笑)

引用:「理想の「音」は雨の音。

音の自由を求め、原点へ」

 

常に「根源的に問う」。

すなわち、考え続けていること。

だからこそ、新しい「音」を

つくることができるのだということ。

 

ポイント① 常に考え続けること。

 

そして、新しいアイデアを得る

秘訣についても、

以下のように語っていました。

 

あと、

真剣にものをつくるときは、

情報のインプットで

満腹な状態にしないこと。

少なくともぼくの場合は、

自分が“空腹”でないと

アウトプットができません。

『async』をつくったときも、

メールのチェックは必要上

仕方ないとはいえ、

SNSの類は

一切目にいれませんでした。

24時間の準備態勢、

つまりいつ新しいアイデアが

降ってくるか

わからないなかで

心の態勢を整えておくこと。

いざというときは

自分を空っぽにすること。

このふたつが大事

なんじゃないでしょうか。

引用:「理想の「音」は雨の音。

音の自由を求め、原点へ」

創作するときには、

情報過多の状態にしない。

いつでもインスピレーションを

受けられる心の態勢を

整えておくこと。

そして、いざというときに

自分の心を空っぽにすることが大事。

 

ポイント② 

情報遮断してインスピレーションを受ける

心の態勢を整えること。

 

考え続けること。

そして、空っぽにしておくこと。

けれど一流の音楽家が

実際に心掛けている、

この2つのポイント。

新しいものを創り出す

クリエーターにとって、

非常に大切だと思います。

 

壮大な曲の着想の

インスピレーションは、

わずか1秒の直感で

得られるのです。

 

インスピレーションを受けるヒント

ではどうしたら、

そのインスピレーションは

得られるのでしょうか。

 

やはり、

良質なインスピレーションを

受けるためには、

それだけの器が必要です。

素晴らしい曲の着想が降ろされても、

それを理解し、

この世に具現化できるだけの器。

それがなければ、

インスピレーションは

降りてこないということなのです。

だからこそ、

器づくりのための

日々の絶え間ない自助努力が必要です。

 

器ができ、

努力に努力を重ねて

準備ができた時。

禅でいう卒啄同時の

たとえのごとく、

天上界から他力としての

インスピレーションが降りると

いわれているのです。

 

ゆえに、

まずは諦めずやり抜く

自助努力が本当に大事です。

努力をせずに

インスピレーションが

降りてくることばかりを願ったり、

努力を途中で

あきらめてしまっては、

天上界からの支援は得られません。

 

発明王エジソンの

「天才とは1%のひらめきと

99%の努力である」。

けれど本当の意味は、

努力は当然のことで、

「1%のひらめきがなければ

99%の努力は無駄になる」

ということが言いたかったのだ

という説もあります。

99%の努力を実らせるのは、

たった1%のひらめき。

 

芸術家として後世に遺っている

作品は、

ほとんどが天上界の美を表現し、

霊的バイブレーションを

持つ作品です。

 

ゆえに芸術作品においても、

天上界にある理想の美のイデア、

その霊的な波動が1%でも込められてこそ、

素晴らしい作品になっていく

のではないでしょうか。

 

坂本龍一氏が言っていた

「情報遮断して24時間

アイデアを受ける心の態勢を整える」

ということ。

宗教的には瞑想などで心を調和させ、

精神統一することに

当たるかもしれません。

 

情報を遮断するのは、

手放すことではありません。

降りてくるものを受け取る

場所を空けておくことなのです。

 

自助努力の汗を流し続けて

器づくりをしてこそ、

器ができた時に天上界から

一瞬のひらめきとしての

インスピレーションが降り、

その着想、アイデアこそが

この地上を潤す発明や創造につながる

のです。

 

インスピレーションを

受けられる器づくり。

すなわち、

自分の専門技術の向上と

心の修行です。

天上界の美のイデアを

この地上に表現できる

クリエーターが数多く

出てくることを願っています。

 

次に何かを創り始めるとき、

まずSNSを閉じてみてください。

今日の一歩は、それで十分です。

 

※本記事は、2017年11月27日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。

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この記事を書いた人

著者: 有田 知揮(ありおん)
文化探究と西洋音楽史への愛から「文化の創りかた」を運営。
本業では Aoide Production として、小規模事業者向けの Web 制作・保守も手がけています。
「むずかしいを、わかりやすく」をモットーに。
→ aoide-production.jp

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