当ページのリンクには広告が含まれています。 芸術論

新時代の芸術の価値基準についてー人間の心にプラスの影響を与えるか否か

LINEで送る
Pocket

今日は、新時代の芸術の価値基準について、探究してみたいと思います。
 
スポンサードリンク

人間の心にプラスする方向性が必要

『 これからは、もう、

単なる写実の時代でもなく、単なる色彩の時代でもない。

単なるハーモニーの時代でもないであろう。

これが間違いのないことであろうと私は思います。

新時代というものは、もう、

「人間の心にプラスする方向性がなければ、もはや芸術としての存立基盤があり得ない」

という時代

でもありましょう。

おそらく、そういうふうになります。

絵画そのもののなかに、やはり、

何らかの真理のよすが、

悟りのよすががなければ、

絵画として、意味のない、

値打ちのないものとされる

時代となってくるでありましょう。

絵画というものは、本来、

人に、神の世界を教え、

生き方を教え、美とは何かを教える、

そうした教育的なる役割を

数多く持っているものです。

こういう意味において、

時代のリード役としての画家が

活躍する時代が近づいているように思います。』

(大川隆法著『ピカソ霊示集』より抜粋)

 

 
ここで説かれている新時代の芸術とはなんでしょうか。

「その芸術作品が、人間の心にプラスの影響を与えるか否か、が価値基準となる。」

と説かれています。

 
それは、すなわちその作品の霊的波動、

霊的バイブレーションが

どのような影響をもたらすのか、

ということが作品の価値を決める、ということです。

 

 

商業主義・流行が善なのか?

 
現代の芸術といわれるものの中には、

奇抜なものやグロテスクなもの、

衝撃的なインパクトを狙ったものなど

いろいろなものがあります。

しかし、人間の心に

どのような影響をもたらすか、

という観点では

評価されているようには思えません。

現在、芸術や美と言われているもののなかには、

欲望をそそるもの、狂気をおびたもの、

破壊的でマイナスな感情が含まれているもの、

が高い評価を得ていたり、

人々の関心を呼ぶという理由で

有名になっているものもあります。

商業的価値から言えば、

人々が受け入れやすい、

関心を呼ぶ作品であるかもしれません。

ただ、人間の欲望や、悪しき狂気や

破壊衝動を増幅させるような作品、

そういう感情が呼び起こされるような作品には、

新時代の美の価値基準から言えば、

マイナスの評価が下される

ということです。

 
新時代の芸術、美の価値基準の一つとは、

「人間の心にプラスの影響を与えるもの」である

ということであり、

作品に込められた作者の念い、霊的波動が

どのようなものであるかが作品の価値を決める時代となる

ということなのです。

 
新時代の価値観に基づいた芸術、作品が、

数多く生み出されることを祈ります。

 

※本記事は、2013年2月21日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。

 

更新の励みに、ランキングに参加しています。

よろしければ、クリック応援お願い致します!

 にほんブログ村 音楽ブログ 音楽評論へにほんブログ村

 にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へにほんブログ村

 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック作曲家へにほんブログ村

アーティストランキング

音楽評論ランキング

  • この記事を書いた人

ありおん

Aoide Production代表。”文化の創りかた”ブログ管理人。 Vyond、Premiere proで動画制作|HP制作|楽曲制作|ブログ|新しい文化をカタチに!仕事依頼はAoideProductionホームページをご覧ください。

-芸術論