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歴史を学ぶ意味と2つのメリットー過去の歴史から今の「自分」の生き方を学ぶ

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今日は、歴史を学ぶ意味と

メリットについて探究してみたい

と思います。

 

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歴史を学ぶ意味とは

私は歴史ドラマが非常に好きで、

その中でも中国の歴史ドラマ

(三国志、水滸伝、岳飛、項羽と劉邦etc..)

等の骨太なドラマはだいたい観ています。

なぜ観るか、といえば面白いことはもちろんですが、

勉強になるからです。

何が勉強になるのかといえば、

「人間」の勉強になるのです。

 

戦略や謀略、駆け引きの心理戦、

その中で将たるものがどう判断し、

どのような結末を迎えるか。

 

もちろん、史実ではなく

脚色されたストーリーではありますが、

それでもドラマから興味を持ち、

歴史を学ぶきっかけにはなります。

 

大川隆法総裁の『経営入門』第2章には、

出世の条件の第一として、

「とにもかくにも働くこと」

第二の条件として、

有用な人間、有益な人間になること」

と書かれています。

 

そして、出世の第三の条件は

「他の人の力を使う」ということですが、

「管理能力を身につけるには、人が見えること、

その人の長所と短所、適材適所かどうかが

見えることが基礎である」

と説かれているのです。

 

組織で管理職などに出世していくための

管理能力の基礎としては

人の長所短所、適材適所が見えることが必要であり、

人が見えるためには、

「人間学の研究」が不可欠である

ということなのです。

 

『経営入門』第2章では、

人間学研究の3つの方法として、

1.経験によって学んでいく

2.人生の師から学ぶ

3.読書によって学ぶ

ことが大切だと説かれております。

 

その中の、

3.読書によって学ぶ方法として、

①<伝記> ・・成功論として読む

②<歴史物>・・過去の歴史から

       「自分」の生き方を学ぶ

③<宗教書>・・「人の心」を知り、

        「人間の本質」を知る

ということが挙げられています。

 

ここで書かれているように、

一言でいうならば、

歴史を学ぶ意味とは、

過去の歴史から今の「自分」の生き方を学ぶこと

であると思うのです。

 

「歴史は繰り返す」という言葉もありますが、

仏教では転生輪廻が説かれており、

過去に生きて時代を創ってきたのもまた

私たちの過去世の姿でもあります。

 

過去人類が築き上げてきた歴史から

現代、未来に至るまで、

時代や環境や利便性は変われども、

「人間の本質」は変わらない。

 

であるならば、

どのような環境や国、組織のなかで

人はどのような考え方、判断、

そして成功と失敗をするのか、

これを研究することは、どのような時代でも共通する

「人間の本質」や成功、失敗の教訓を

学ぶことにつながります。

 

歴史は、先人たちが累々と築き上げてきた

智慧と経験の宝庫です。

 

歴史を学ぶ2つのメリット

<歴史を学ぶメリット:第1のポイント>

どのようなタイプの人物が、

どのような考え方をするのか、

「人間の本質」を学ぶことができるということ

 

私はかなり歴史が好きで趣味で学んでいるのですが、

個人的にお勧めなのが歴史ドラマです。

「三国志」「項羽と劉邦」「坂の上の雲」など

小説でなかなか手がつかない方には、

ドラマで学ぶことでその時代の空気感や

登場人物の考え方、成功や失敗などが

感覚として学べるので

よく見ています。

まずは関心のある時代や国の歴史から学んでいって、

歴史ドラマなどあれば借りてきてみることで、

その時代に感情移入していきます。

これをすると何がよいかというと、

 

<歴史を学ぶメリット:第2のポイント>

過去の歴史のその時代の視点から、

現代日本の自分が見えるということ

 

過去幾転生、生まれ変わってきた私たちは、

その魂の経験と教訓を掴んできているはずですが、

表面意識では忘れ去っていることが多いと思います。

幕末の時代から、三国志の時代から

現代の自分を観てどう思うか。

第二次大戦当時の時代から

現在の自分を観てどう思うか。

 

こういうことを考えていると、

現代の日本の常識や政治の在り方、

諸外国との関係など、

当然と思ってきたものがすべて

当然ではないことが分かります。

そして、日本の繁栄のためには、

どのようなあり方が必要か、

歴史からみると国の繁栄と没落は

どのようなところから起きるか

というものを考えることから、

国の将来まで考えることができる

のではないかと思います。

 

今の日本に生まれ、政治不信や平和ボケと

弱腰外交が当たり前になっていると、

このままの日本が永遠に続くような

錯覚に陥ってしまいます。

 

なかなか普段生きる中で、

幕末の頃のように天下国家のことを考えて

仕事をして生きるのは難しいのではないか、

自分の成功や家族の将来のことを考えるので

精一杯ではないかと思うこともあります。

 

しかし、歴史を学ぶことによって

過去の時代の視点から、

別の国の視点から日本を観ることで、

今の日本がどうあるべきかということを

考えることができるようになる

思うのです。

 

現代の日本は、

日蓮聖人が立正安国論を説き、

その後元寇が2度あって

時の執権北条時宗が撃退した

鎌倉時代と状況が似ていると言われる方もいます。

 

今の日本がどのような状況に置かれているのか。

日本の国が再び繁栄していくために、

私たちがなすべきことは何であるのか。

 

そのようなことを日々考え、

日々天下国家のことを考えて

生きる人間となりたいと思っています。

 

皆様も、好きな時代の歴史から

学んでみることをお勧めいたします。

 

※本記事は、2015年6月19日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。

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ありおん

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