ありおん

Aoide Production代表。”文化の創りかた”ブログ管理人。 Vyond、Premiere proで動画制作|HP制作|楽曲制作|ブログ|新しい文化をカタチに!仕事依頼はAoideProductionホームページをご覧ください。

作曲家

シューベルトのあだ名の変遷と性格「アヴェ・マリア」とリートの輝き

今日は、フランツ・シューベルトの歌曲 について探究してみたい。   シューベルトのあだ名と性格 フランツ・ペーター・シューベルト (1797年~1828年)は、 ウィーン郊外のリヒテンタールに、 教区の教師である父フランツ・テオドールと 料理人だった母エリーザベト・フィッツの 第12子として生まれた。   シューベルトの幼少時のあだ名は フランツルと呼ばれ、 内気で内省的な子供であった。 シューベルトは小さい頃、父テオドールから 音楽の手ほどきを受け、 家族で器楽を演奏するのが 楽しみ ...

作曲家

パパ・ハイドンの性格とモーツァルトとベートーヴェン<二人の天才との関係>

今日は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンと 二人の天才、 モーツァルトとベートーヴェン について探究してみたい。   パパ・ハイドンの人生と性格 フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは 1732年3月31日、オーストリアの ローラウという村で生まれた。 父マティアスは車大工で、 母マリアは料理女という家で、 第二子(長男)として、 愛称はゼッパールと呼ばれていた。 一日の仕事が終わると、ハイドン一家は 集まって父マティアス自慢の ハープを奏でながら、 民謡などを合唱するのが習慣だったという。 ハイドン家の子 ...

音楽論

ピタゴラスの音律と天球の音楽「宇宙を貫くハーモニー」ー音を調和させる数の法則

今日は、ピタゴラスの音楽について 探究してみたいと思う。 ピタゴラスの定理という 数学の法則(直角三角形の3辺の長さの関係)で 現代でも馴染みがあるが、大抵の方は 数学者ピタゴラスとしてしか 記憶されていないのではないかと思う。 今回は、数学者としての側面以外の 哲学や、音楽にまつわる ピタゴラスの一面を探究してみたい。   ”天球の音楽”を説いたピタゴラスの宗教観、世界観   ピタゴラスは、紀元前582年―496年の人で、 古代ギリシャでイタリアのクロトンで 秘密主義の教団を創設した ...

神秘思想

アリオンのギリシャ神話にみる音の神秘ー音を聴き分ける海の海獣イルカとのコミュニケーション

今日は、映画「海獣の子供」と ギリシャ神話のアリオンと イルカを題材に、 海の哺乳類の歌声を 探究してみたいと思う。   映画「海獣の子供」にみる世界観 みなさんは、もう「海獣の子供」 というアニメは観られただろうか。 私は米津玄師の「海の幽霊」の 楽曲が好きで、どうしても気になって 最近映画「海獣の子供」を観た。 ジュゴンに育てられた 子供の話ということで、 印象的な絵のクオリティと 久石譲の美しい音楽が 聴けるという程度の期待で、 この映画を観たら、 甘かった。 まずは予告編をご覧いただきた ...

作曲家

ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽と天啓ー讃美歌の合唱は心の浄化をもたらす

今日は、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの 音楽について探究してみたい。   ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの天啓の音楽   西洋音楽史を真・善・美の視点で探究していく なかで、ギリシャ音楽の隆盛の後、 注目すべきは初期キリスト教の聖歌統一を 掲げたグレコリウス1世(在590~604) にちなんで名づけられた 「グレコリオ聖歌」が有名であるが、 その「グレコリオ聖歌」の普及に 力を尽くしたのがフランク王国のカール大帝 (シャルルマーニュ国王)と言われている。   文化の異なる広 ...

音楽論

邪気を払う除霊・浄化の音楽の霊的パワー【結界の力とお祓いの効果】

今日は、邪気を払う除霊・浄化の音楽について 探究してみたいと思います。 現代音楽の問題点<除霊・浄化の音楽の探究>   昨今、SpotifyやApple Musicでは、 4000万曲もの曲が無料プランで聴ける ということに、改めて驚きを隠せません。   100年前に比べると、本当に 音楽を創る人も爆発的に増えて、 まさに音楽の民主主義化の時代、 娯楽として楽しむための音楽をいろんな人が創り、 それゆえに多種多様なジャンルが生まれています。   だからこそ、近代の芸術について ...

芸術論

芸術の感動の源にあるものとはー芸術の究極にあるもの【この世ならざるものを見抜いていく力】

今日は「芸術の感動の源にあるものとは」について 探究してみたいと思います。   芸術の感動の源にあるものは神の光 月刊誌「are you happy?」2013年10月号は芸術特集。 そのなかで、 次のように書かれています。 「人に感動を与える芸術のもとと なっているものは、 意外にも、私は宗教だと思います。 (中略)美しい言葉が永遠に遺っている ところがあるので、宗教というのは、 芸術に極めて近いところにある ものではないか と感じている次第です。」 「芸術というのは宗教に 極めて近いもので、実は、 神 ...

音楽論

音楽や歌詞が心に与える悪い影響ー音楽の価値観は心に染み込んでいく

今日は、音楽や歌詞が心に与える影響について探究したい。 音楽が若者の心に与える悪い影響とは 私は今までクラシックから ジャズ、ボップス、ロック、メタルまで いろんなジャンルの音楽を聴いてきたし、 このブログを読んでおられる皆様も いろんな音楽を聴いておられると思う。   その経験のなかで、 特に若い頃聴いていた音楽については、 歌詞や音の持つ波動に影響を強く受けていた と感じることがある。 具体的にはロックやメタルなのだが(笑)、 音楽の好みが変わると、というか 年を取って丸くなったから好みが ...

作曲家

ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」に込められた魅力と時代精神ー難聴との闘いと不屈の闘志

今日は、ベートーヴェンの「運命」に 込められた魅力について 探究してみたい。   ベートーヴェンの少年時代   ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770年~1827年)に 神聖ローマ帝国ケルン大司教領(ドイツ)の ボンにおいて、 父ヨハンと母マリアの第2子として誕生した。 祖父ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (同姓同名)がボンの宮廷楽長として 影響力があり、ベートーヴェン一家は 祖父の援助により生計を立てていた。 ベートーヴェンの父ヨハンも宮廷歌手 (テノール)だったが、 ...

歴史・人材論

英雄史観と左翼史観とはー学校で受けた歴史教育は果たして正しかったか

今日は、「英雄史観」と「左翼史観」について 探究してみたいと思います。   英雄史観とは何か   歴史を語るうえで、 外せないのが司馬遼太郎だと思います。   経典『司馬遼太郎なら、この国の未来をどう見るか』 のなかで、 司馬さんのことをこのように説かれています。   「司馬遼太郎は、戦後日本の左翼史観に ペン一本で英雄史観をひっさげて 立ち向かった人だった。」 (中略) (まえがきより) 「司馬さんの功績としては、 『英雄史観によって、 左翼史観と戦う勇気を与えて ...

音楽論

アリストテレスと音楽の名言ー音楽が人格に及ぼす影響『政治学』より

今日は、アリストテレスと音楽について 探究してみたいと思う。   アリストテレスが説いた音楽が人格に及ぼす影響   アリストテレス(前384年 - 前322年)は、 古代ギリシャの哲学者として、 また「万学の祖」として有名であり、 プラトンの弟子、ソクラテス、プラトンと共に 西洋最大の哲学者の一人といわれる。   また、アレクサンダー大王の 家庭教師だったことも有名である。 プラトンの死後、 教え子アレクサンダーが大王に即位後、 アテナイにおいて学園「リュケイオン」を開設した ...

芸能

芸能人・女優オーラの正体とはーオーラの出し方とバイブレーション(波動)の違い

今日は、芸能人・女優が持つ 人を惹きつけるオーラの秘密について、 探究してみたいと思います。 芸能人・女優の醸し出す”オーラ”とはーオーラの出し方   さまざまな映画などを観たり、俳優・女優を直接 観る機会があったりすると、 女優・俳優の醸し出す”オーラ”に惹きつけられ、 また圧倒的な存在感に 同じ空間にいながら不思議な感覚に打たれたりします。   この”オーラ”とは、一体何なのでしょうか?   オーラというものは出したり 引っ込めたりできるものなのでしょうか。   ...

映画・ドラマ

スタン・リーの名言と真のヒーローの条件ーモットーはエクセルシオール(Excelsior)

皆様、こんにちは。 今日は、マーベル・コミックスの顔であり 数多くのヒーローを生み出した、スタン・リーについて 探究してみたいと思います。   スタン・リーの名言と伝記にみるヒーロー誕生秘話   最近、Wiredにスタン・リーの 興味深い記事が載っていました。 引用:「Stan Lee 英雄の革新―こうして、誰もがヒーローとなった」   私は、スタン・リーの経歴については よく知りませんでしたが、 どのようにして数多くのヒーローを生み出したのかには とても興味がありました。 ...

作曲家

マルティン・ルターはなぜ讃美歌を作ったのかールターの思想と音楽

今日は、マルティン・ルターがなぜ讃美歌を 作曲したのかについて探究してみたい。   マルティン・ルターの番人司祭主義(思想)   まず最初にこちらの動画をご覧いただきたい。 https://youtu.be/eY8rQTpCvWg   マルティン・ルターは 言わずと知れた宗教改革者であり、 プロテスタントの創始者であり、 「聖書主義」「万人司祭主義」を 唱えた方として有名である。   当時のカトリック教会の免罪符を用いた 資金集めの方法に疑念を持ち、 「95か条の論 ...

音楽論

プラトンと音楽の名言<理想の教育>ー音楽と体育による魂の教育哲学

今日は、古代ギリシャの哲学者、 プラトンと音楽について探究してみたいと思う。   私は、古代ギリシャの中でも 哲学者プラトンの時代に 非常に思い入れがある。 私塾の学園アカデメイアを開校したのが プラトンでもあるのだが、 この古代の理想の学園に、 ロマンと郷愁を感じるのは 私だけではないだろう。   ソクラテスの弟子プラトンは、 ソクラテスに10年程度師事し、 28歳の頃ソクラテスが毒杯を仰いで 刑死した。 30代では、アカデメイア設立の同志を 集めつつ、初期の対話篇を編纂していた。 ...

音楽論

<悪魔は芸術を解さない>古代ギリシャのことわざー古代ギリシャ音楽とヘルメス

今日は、古代ギリシャの音楽について 探究してみたいと思う。 音楽の起源についてはいろいろと言われているが、 現代に残る音楽としては、 古代ギリシャ時代の音楽が一番古いと言われている。 メソポタミア文明の石碑に残る音楽や、 エジプト文明の音楽の断片も 遺ってはいるが、 現代文明に通ずる音楽のルーツとしては、 古代のギリシャ音楽があるのではないかと思われる。 音楽史的な話は次の回に譲るとして、 今回は4300年前のギリシャの時代、 ヘルメスから紐解いていきたいと思う。   「悪魔は芸術を解さない」と ...

未来ビジョン・提言

H・G・ウェルズの予言『世界はこうなる』を紐解くー”日本にアーモンドの花が咲く”真の意味とは

今日は、H・G・ウェルズの未来予言 について探究してみたい。   H・G・ウェルズの予言『世界はこうなる』で新型コロナ的中   H・G・ウェルズは『タイムマシン』や 『宇宙戦争』などを書いたSF作家として 有名だが、SFのなかに未来社会を見通した テクノロジーや社会を描き、預言者的な資質も あると言われる方である。 そのH・G・ウェルズが 1933年に予言書的に書いた 『世界はこうなる』という本には、 2106年までの未来が描かれている。 この本のなかで、 1933年(昭和8年)に 「 ...

音楽論

天国的音楽論の試みー音楽家の時代背景と信仰観・影響力と神のマネジメントの探究

今日は、音楽家の仕事について探究してみたい。   現在、音楽はさまざまなジャンルの音楽が創られ、 世界中の多くの人々が音楽を聴き、 常に自分の身近に音楽はあり、 自分の好きな音楽家の音楽を楽しむ時代になった。   そしてこれは何時の時代も、 音楽は人々のそばにあり、 古代では神を讃える神楽や舞踏として、 中世では神の世界を表現する聖歌として、 近代ではオーケストラやオペラとして、 音楽というものに触れない時代は あまりなかったのではなかろうか。   数学と音楽は、宇宙の共通言 ...

音楽論

THE THUNDER-コロナウィルス撃退曲-の凄さを考えるー楽曲に込められた霊的パワーについて

今日は、5月31日にデジタル先行配信が開始された、 『THE THUNDER-コロナウィルス撃退曲ー』について探究してみたいと思う。 THE THUNDER-コロナウィルス撃退曲-①楽曲が完成するまでの驚きのエピソード   この曲は、2020年4月24日に大川隆法総裁のところにベートヴェンの霊が訪れ、 最初左手が動いてピアノを弾くような仕草だったので 急遽キーボードを用意して録音してみたところ、 大川隆法総裁にベートーヴェンが乗り移って原曲に当たるメロディーや伴奏を 超速で弾いて、その巻物のよう ...

音楽論

a=432hz vs 440hz 宇宙の周波数と音楽の可能性ーその人の意識の内部で響く和音を見極める

2020年に入り、初めてブログを書こうと思う。 今日は、音楽における調和の法則について探究してみたいと思う。   以前、「天体の音楽とハーモニーの絆」というブログで、 第三のパラレルワールド、 ハーモニーの法則が統べる世界があるということについて書いた。 そしてこの調和の法則は、私たちが今生きている世界にも、 法則として存在し、影響を及ぼしているのではないかと述べた。   A=432Hzは、宇宙の規則性と数学的に一致する   改めて天球の音楽について探究していると、 ケプラー ...

音楽論

宇宙が奏でる音楽とハーモニーで統べられる世界ー世界は旋律を奏でている

皆様、こんにちは。 今日は、宇宙が奏でる音楽と ハーモニーで統べられる世界について 探究してみたいと思います。   ハーモニーの法則が統べる世界 2019年に開示された 『ベガの主神ヒームの霊言』では、 宇宙は調和に満ちていて、 その調和は私(ヒーム)のハーモニー。 私(ヒーム)が紡ぎだした音楽が 宇宙の秩序を作り出している。 と語られていました。   宇宙全体を調和させている力が、 実はハーモニーである。   ベガの主神ヒームが紡ぎだした音楽が、 宇宙の秩序を創り出している ...