今日は、最近感じていることを書こうと思う。
人生のなかで一番大事なものって何だろう。
その問いの答えを探すために、いろんな本や昔の偉人の格言を読み、考えていた。
人はだれしも、自分の成功を夢見て生きる。
その夢・ビジョンに向かって努力し、それをまた生きがいにする。
その中で、挫折し、自分の夢がいかに自分にふさわしくないものだったかと嘆くこともあるだろう。
そして、自分がかつて描いた夢を一回り小さくし、そして現実を見なければならないと
自分の心に言い聞かせ、これが大人になる道なのだと自分を納得させようとする。
その先にあるものは、諦めと、中年の自己。
それはまた、理想が、現実に負けていく姿でもある。
いかに生きるべきか。
私の師は、「人間は、考える大きさ以上にはなれない」と言われた。
高い目標を掲げ、それに向かって努力していくなかにこそ、魂の成長はあるのだ。
夢のような高い目標を掲げ、達成できないのは愚か者ではない。
目標を低くし、自分を甘やかしてできることだけをやる者こそ、愚か者となってしまう。
考え方が小さいということは、基本的に自分がそれ以上の成功を望んでいないということでもある。
何のための人生か
何のために生きているのか。何のための人生か。
真に自分の成功が人々の役に立つような成功となることを願うなら、
真に神仏や世の人々の幸せのために自分の人生を生かし切りたいと願うなら、
高い理想を掲げ続けて達成できない苦しみに耐えねばならない。
自分が本当に成功したいなら、すぐに達成できる小さな目標ばかりを立て、
小さな成功体験で一喜一憂するよりも、魂から湧き出る本来の願いを、理想を
思い出さなくてはならない。
大きな考えは、力をもつ。
長く心のなかで思い続けていたことは、時間をかけて実体化してくるのだ。
かつて理想をもって努力し、矢尽き刀折れ、挫折感を味わって小さな自己を護ろうとしている
自分や、同じ気持ちを味わったことのある方々に、語りかけたい。
「大きな志を、持ち続けよ!大きな考えこそが、力をもつのだ」と。
志は大きく、仕事は手堅く、失敗を恐れず、チャレンジし続けて生きていきたい。
※本記事は、2010年8月2日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。
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