芸術論

霊的価値観と美

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このブログ立ち上げ時の主旨は、現在ただいまのなかにある未来の種を探し、
 
”霊的価値観”に基づいた文化とは何かを探究するというものです。
 
 
そこで改めて初志貫徹を志し、
 
”霊性”と”文化”をキーワードにブログを書いていきたいと思います。
 
 
 
『神は全知全能です。神は、万能であって、万物のすべてを支配されています。
 
そうである以上、神のお心のなかには、すべてのものがある。
 
すべての性質、一切合切が入っています。
 
その子供である以上、人間の心のなかにも、神の姿のすべてが入っているのです。
 
その心のなかに、美というものを感ずる魂の面があるのです。
魂の切り口があるのです。
 
その魂の切り口が、美を司る神霊たち、精霊たちの呼吸を感じとるのです。
 
これが、「美しい」と感じることの、ほんとうの意味なのです。』
 
(大川隆法著『ピカソ霊示集』から抜粋)
 
 
私たちが美しいと感じるとき、なぜ感じるのでしょうか?
 
理性的に考えて、感じているのではないはずです。
 

 
”美しい”という感情は、心から湧き上がってくる自然な気持ちであり、
 
これが美しさの基準であるからと教えられて美しいと感じるのでは
 
ありません。
 
生まれながらに美しいと感じる心はあり、それは好みはあるにしても、
 
人類にとってある程度共通のものを美しいと感じます。
 
 
それは、唯物論的な考え方、人間機械論的な思想では
 
どうしても納得ができないものです。
 
 
 
 
美しいと感じる心は、人間の本能によるものだという考えは、
 
精神的な活動を否定する考えです。
 
 
人間の本質が肉体ではなく、魂であり、霊的存在である
 
ということを受け入れて初めて、
 
”美しい”と感じることの意味が、分かるのではないか
 
と思います。
 
 

 

 
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霊的な美と物質的な美

 
現代の芸術は、多種多様で本当に玉石混交だと感じますが、
 
霊的価値観を前提として、いま流行っている芸術や文化を
 
見たならば、本当に魂が”美しい”と感じているものと、
 
そうでないものに分かれてくると思います。
 
 
心のなかに、美を感じる魂の切り口があり、霊的な美の波動を
 
感じ取って”美しい”と感じているとするならば、
 
霊的価値観に基づく新しい文明における芸術は、
 
”霊的な美の波動を有しているもの”が
 
より素晴らしい作品とされるのではないかと感じます。
 
 
 
霊的な美の波動を感じ取るためには、
 
霊的価値観への転換が必要です。
 
 
有名な女優、俳優はオーラが違うとよく言われます。
 
また絵画においても、本物は観る者を惹きつける”何か”が
 
あるのでしょう。
 
 
 
霊的価値観を持ってこそ、
 
物質的な見た目の美と、その対象からにじみ出るオーラや
 
霊的波動の美しさ、輝きなどの霊的美の違いが
 
分かってくるのではないでしょうか。
 
 
 
”霊性革命”、すなわち霊的価値観への転換が、
 
新しい時代の文化を創っていく土台となると感じています。
 
 
 

※本記事は、2013年1月30日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。

 

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ありおん

Aoide Production代表。”文化の創りかた”ブログ管理人。 Vyond、Premiere proで動画制作|HP制作|楽曲制作|ブログ|新しい文化をカタチに!仕事依頼はAoideProductionホームページをご覧ください。

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