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精華大学という中国・アジア1位の大学の国際競争力に学ぶ

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今日は、中国のTop of Topの大学にみる国際競争力

について探究してみたいと思う。

2021年の世界大学ランキングで、

中国の精華大学が16位、アジア1位となったという

ニュースがあった。

(東大は35位)

 

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精華大学の国際競争力を支える技術力

 

NewsPicksの特集で、

興味深い短編の動画があったので

まずはご覧いただきたい。

【動画】中国モンスター企業を生む秘密の「30人クラス」を追う

 

ここで考えたい一つ目のポイントは、技術である。

これを見るに、

NewsPicksの偏向報道でなければ(笑)、

コンピューターサイエンスの分野では

中国の精華大学はすでにアメリカを抜きつつあり、

近い将来中国はコンピューターサイエンス技術における

最大の脅威になりうると感じた。

 

アメリカの技術よりも精華大学の技術のほうが上と

プライドとか誇りのようなものを感じ、

学歴競争を勝ち抜いたエリート中のエリートが、

朝8時から夜12時まで刻苦勉励していくなかに、

”天才だから”と片付けられない

凄まじい努力の上に成り立つ自信があった。

 

はじめて実際の精華大学の実情を動画で見て、

このような学生が次々と生まれ、

スタートアップ企業を興していく

中国の活力と勢いを考えると、

いくらアメリカとの経済戦争で経済がガタガタになって

中国経済は衰退するのではと言っていても、

決して侮れるものではない。

 

世界一の技術力と人材が揃った国は、

世界を支配しうる可能性がある。

それはすなわち、自由と民主主義の国ならば

何の問題もないのだが、

覇権主義、全体主義の独裁国家である

中国であるという理由で、

最大の脅威となりうるのではないだろうか。

 

人権意識の薄い全体主義国家と

科学技術が合体した場合の未来を

考えると、これに対抗する技術力を持つ

民主主義国家が絶対必要だと感じる。

 

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精華大学をトップに押し上げた個人の情熱

 

もう一つのポイントは、人だろう。

中国14億のなかの大学生の1万人に一人が入れる

中国トップ大学のなかで

選抜された30人クラスといえば、

それはエリート中のエリート、

TOP of TOPであろう。

 

しかし、この精華大学を

コンピューターサイエンスの分野で

世界一に押し上げたのが、

一人の世界レベルの中国人教授だった

という部分が非常に興味深い。

 

世界のトップレベルまで引き上げるのは、

政府の教育政策ももちろんあるだろうが、

やはり情熱ある個人、人なのだと感じた。

吉田松陰先生しかり(大学の先生ではないが)、

渡部昇一先生しかり、

名物教授が一人でれば、

大学のその分野のレベルは

大幅に上がっていくことがあるのだ。

 

中国の場合は国家の教育政策と相まって、

国家戦略として取り組み、世界トップレベルの教授が

教鞭をとることで成功している。

 

日本においても、

教育改革として掲げるべきは

教育無償化などのばら撒き政策ではなく、

本当に国の技術力、国際競争力を高める方向での

国家ビジョンと連動した教育改革ではなかろうか。

 

大川隆法総裁は、

『究極の国家成長戦略「幸福の科学大学の挑戦」』

のなかで、次のように説かれている。

「人口が減少気味で、それほど増えない

という状況において、あえて、つくる

のであれば、今までにない大学を

創らなければ意味がないでしょう。

今までにないものとは何であるかと

いえば、目標として、国家を成長

させる戦略を内に秘めた学問を

研究する大学をつくることが大事

なのではないかと思うのです。」

引用:『究極の国家成長戦略「幸福の科学大学の挑戦」』P.21

 

そして、本当に世界トップレベルの教授が、

世界水準で教鞭をとって

情熱的に学生を育成することで

大学のある分野のレベルを大幅に引き上げるような、

一つ成功事例を出したいものだ。

 

一つ成功事例が出れば、

そこから伝播していく改革もあるのではないだろうか。

 

日本の教育改革が、

日本の教育や技術力のレベルを上げる方向に

進むことを心から願う。

 

 

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  • この記事を書いた人

ありおん

Aoide Production代表。”文化の創りかた”ブログ管理人。 Vyond、Premiere proで動画制作|HP制作|楽曲制作|ブログ|新しい文化をカタチに!仕事依頼はAoideProductionホームページをご覧ください。

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