歴史・人材論

参謀に求められる「資質」について

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今日は、「項羽と劉邦」の時代の天才軍師・張良から、

参謀に求められる「資質」について

探究してみたいと思います。

 

先日、大川隆法総裁による霊言

「硫黄島 栗林中将 日本人への伝言」を拝聴したときに

印象に残ったことは、日本は情報分析能力の不足、

考え方を変えられなかったために

敗れたという部分でした。

”補給”に対する考えの甘さや、

情報分析の不足から戦い方を

変えられなかったことなど、

考えてみるとやはり教訓として、

それを実行に移せたかどうかはまた別問題として、

緻密な現状分析から戦略を変え、

新しい戦略を立案できるような機能が

必要だったのではないかと思います。

 

それはつまり「参謀」機能が

不足していたということでもあり、

現代に生きる私たちにとっても、

緻密な現状分析から戦略を変え、

新しい戦略を立案するという考えは

有効であると感じます。

『天才軍師・張良の霊言「真の参謀の条件」』には、

参謀に求められる「資質」について、

次のように説かれております。

・参謀というのは、基本的には、

 計画を立案したり、

 企画を上げたりする者である。

・参謀というのは、今の言葉で言うと、

 「スタッフ部門」に当たる

 考えである。

・一代にして世界企業をつくろうと

 するような人には、

 これは必要な才能。

・要するに、「戦う人」でありながら、

 多少、「知謀の人」というか、

 智慧を持った参謀的な機能も、

 一部、持っているのが普通である。

・「参謀として独立しているほうが、

 中立的に意見が言える」という点が、

 いいところではある。

 

参謀とは、今でいうと「スタッフ部門」に当たり、

企画・計画を立案する「企画担当者」にあたる

ということでした。

 

「事業といってもねえ、基本的に

「判断の積み重ね」なんですよ。

(中略)

その判断の積み重ねにおいて、

正しい判断をしておれば、

成功が続いていって、

大きくなっていくんです。(中略)

だから、やはり、基本的には、

トップが判断を下すに当たって、

それについて意見を言う人、

献策する人が大事です。」

 

事業とは、基本的に「判断の積み重ね」であり、

判断の積み重ねにおいて正しい判断をしていると

成功が続き、大きくなっていくということ。

 

自らが日々教学して学んだ成果は「判断」に出てくると

大川隆法総裁がおっしゃっておられましたが、

正しい「判断」の積み重ねこそが事業を

大きくするということでした。

「大事な判断のときに、

的確な事例を挙げて、前例とか、

過去のいろんな事例とか、

考え方とかを提示し、

「そういうときには、

こういう考え方がある。

こういう言葉がある。」

というように戦い方を教えたり、

あるいは、

「兵法としては、

こういう戦い方がある」

というようなことを教えたりする。

要するに、智慧を提示することで、

大将が判断を間違わないように

するわけです。」

 

そして参謀とは、

トップが大事な判断を下すにあたって、

的確な事例を挙げて意見を具申したり献策し、

智慧を提示することでトップが

判断を間違わないようにする役割である

ということ。

トップの判断は「重い」ものですが、

決断する勇気や責任感、

実行力を備えていても、

参謀的な能力も兼ね備えているとは限りません。

 

そのようなときに、

過去の活動の事例や考え方、

失敗から学んだ教訓などを

トップに伝えたり、

同じ失敗を繰り返さず効果的な判断を

下すための提案、

意見をトップにお伝えするのも、

参謀の重要な役割であるわけです。

 

 

人物眼を磨く

「あとは、やはり、

「人物眼」というのが非常に大事かな。

要するに、「戦う相手である、

向こうの大将や諸将、あるいは軍師、

その他が、どんな人物であるか」

というのを見抜くことです。」

「このへんを間違えば、

優秀な人がいても勝てない。

要するに、

凡庸な人の下に

優秀な人がたくさんいても、

結局、勝てないことはありえます。」

 

また参謀の資質として、

「人物眼」が非常に大事であるということ。

現代で言えば、相手のトップや参謀、

その他の人物を見抜くことでもあるし、

自分の組織の人物を見抜くことで

優秀な人材を抜擢し、

適材適所につけて人を活かす

能力でもあります。

また、正しさについて、

次のように説かれております。

「正しさ」のなかには、やはり、

「人物の性格や能力を見抜き、

それらを複合的に組み合わせたときに、

どんな結果になるか」

ということがある。

 

つまり、「正しさ」のなかには、

人物眼の正しさ、

”全体を見てどのように人材を

組み合わせることが成果につながるのか”

という意味での正しい判断がある

ということなのです。

また、参謀の資質について

次のように説かれております。

・”盤面”全体を見て「手」を

 読んでいくのが軍師(参謀)の仕事

・定跡(定石)、戦い方のルールを

 たくさん覚えている人、

「人間ルールブック」みたいな人。

 あとは「天性のひらめき」が

 多少いる。

 

盤面全体をみて相手の「手」を読み、

戦い方の定跡をたくさん覚えていて

多少の「天性のひらめき」を持ち、

戦略・戦術を立案できる人が

参謀であるということです。

 

「どの会社だって、

人材の登用を上手にやり、

そして、個別の決裁、

要するに、ビジネス、その他、

いろんなものの決裁を

正しくやっていけば、

成功して大きくなる。」

 

張良は、霊言のなかで

”正しい人材登用と

正しい判断によって事業は大きくなる”

と言っているわけです。

参謀に求められる「役割」

についてまとめると、


・今でいうと

「スタッフ部門」に当たり、

企画・計画を立案する

「企画担当者」にあたる。

・トップが大事な判断を

下すにあたって、

的確な事例を挙げて意見を

具申したり献策し、

 智慧を提示することでトップが

判断を間違わないようにする役割。

 

参謀に求められる「資質」とは、

・「人物眼」が非常に大事

・盤面全体をみて相手の「手」を読み

 戦い方の定跡をたくさん覚えていて

 多少の「天性のひらめき」を持ち、

 戦略・戦術を立案できる人

・ある程度の頭の良さ

・知識と経験がある

・「適当な師から学んでいる」

 ということ

・「過去の戦い方を見て、

 失敗をよく反芻し、

 戦い方を変えていく」

 という内省的な部分も多少必要

ということでした。

 

トップの資質には及ばずとも、

参謀として、

またはトップを支えるご意見役としてなら、

お役に立てることもあります。

現代に生きる私たちも、

自らの組織のなかにおいて

一人ひとりが参謀としての役割を担い、

現場サイドでの緻密な現状分析から

新しい戦い方をしていくことが、

より一層組織力を増していく道の

一つであると感じます。

 

※本記事は、2015年5月26日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。

 

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