文化の香りを高く掲げよ

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今日は、会社の目的と文化創りについて、探究してみたいと思います。

天御中主神の霊言の中に、次のように説かれております。

「文化というものは、結局、魂の豊かさを意味する。

魂を豊かならしめるもの、そうした人間的産物、

業績、生産物、これを文化と呼ぶのだ。

すなわち、魂を豊かにするために人々が編み出した工夫、

これを文化というのだ。人々の智慧の集大成をもって文化というのだ。

さすれば、文化を高めるために、

人々は、もっともっと励まねばならないと思う。」

(『大川隆法霊言全集』第36巻 天御中主神の霊言より)

 

文化というものは、魂を豊かにするために人々が編み出した工夫であり、

人々の智慧の集大成が文化である、ということなのです。

 

では、智慧とは何でしょうか。

『智慧の法』には、

「この世の知識を超えた「人類普遍の真理」を得ることこそ、

あなたがたがこの世に生きている理由なのです。

それこそが、「智慧」ということなのです。」

と説かれています。

 

科学万能主義と唯物論に染まった現代のこの世的知識は、

真実の智慧ではありません。

現代社会で最高度の知識を得ている知識人と言われる方々も、

霊的世界観を知らず、なぜ生まれてきたのか、

人生の意味等を知らなければ、

人間として一番大事なことを忘れ去っている人々であり、

科学万能主義と唯物論の迷妄を信じている人々が

最高の知識人であるはずがありません。

 

真実の智慧とは、

この世の知識を超えた「人類普遍の真理」を得ることであり、

この智慧を得る事こそが私たちが

この世に生まれて生きている理由だということなのです。

 

人々の智慧の集積が文化であるということですが、

文化づくりの阻害要因について次のように説かれております。

「この「文化を高める」ということに関して、

いま一つ阻害要因となっておるものが貨幣経済であろうと私は思う。」

文化を高めるための阻害要因として、貨幣経済を挙げられています。

「人間は、地上に、智慧ある者となるために生まれてきておるのである。

みずからの生み出した智慧によって、より多くの人々を潤し、

より多くの人々を豊かにし、

より多くの人々を幸せにするために生まれてきておるのである。

「利潤の追求と、その公平分配」ということが、

人間本来の使命であるはずはないのである。」

(『大川隆法霊言全集』第36巻 天御中主神の霊言より)

 

現在の貨幣経済は株式会社等を中心に発展してきましたが、

その株式会社、営利組織の目的は基本的に「利潤の追求」にあります。

そして人間の目的は、魂修行であり、

人生経験を通して固有の智慧を得るために生まれてきております。

この貨幣経済の中心である株式会社の目的が、

人間の本来の目的と違うのではないかということなのです。

もっといえば、

「利潤の追求とその公平分配」という株式会社の目的が、

自ら生み出した智慧によってより多くの人々を潤し、

豊かにし、幸せにするという人間本来の目的を阻害している

ということなのです。

 

 

会社の目的は利潤の追求ではない

株式会社の「利潤の追求」とは、本来手段であるべきではないでしょうか。

株式会社の目的には、もっと理想を掲げるべきではないでしょうか。

「なぜ、その目的の高貴さを競おうとせんのか。

なぜ、その精神の高邁さを競おうとせんのか。

なぜ、利潤の額だけを競おうとするのか。

こうしたことのなかに、われは大いなる不満を感ずるものである。

会社というもののなかにおいて、人々は、その生涯の大半を送ってゆくのである。

ならばこそ、その会社の活動方針において、文化の香りを高く掲げよ。

そうでなければ、人間に、ほんとうの帰属意識というものは生まれない。

より高次なるものに奉仕するのが魂の目的であるのだ。

これを知らねばならんと思う。」

(『大川隆法霊言全集』第36巻 天御中主神の霊言より)

 

ゆえに、文化の高みを創るためには、

「利潤の追求」という株式会社の目的の上位概念として、

経営理念のなかに文化の香りがするような高邁な理想を掲げ、

多くの人々を潤し、豊かにし、幸せにする理念をつくること、

が大事ではないでしょうか。

 

光の天使にも利益は必要、と言われたのはドラッカーでしたが、

光の天使の魂であれば、事業の根底に多くの人々への愛があることでしょう。

 

いわば、何のために事業をやっているのか、

本当に人々の幸福を願ってやっているのか、

自らの利潤を最優先にしているのか。

この経営理念の奥に、心からの愛があるかどうか。

社員にその理念が浸透しているか。

この奥底の思いが自社のためなのか

多くの人々の幸福のためなのかが、

これからの時代の事業の明暗を分けるのではないでしょうか。

 

多くの人々を潤し、豊かにし、

幸せにする理念を掲げる会社が数多く生まれることで、

人々の努力の結晶から智慧が生まれ、

文化の高みが創られることを心から願っています。

 

 

※本記事は、2015年1月20日に旧サイトに投稿した内容を修正・加筆したものです。

 

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プロフィール

 

arion

 

某教育機関で教員をしている傍ら、真理価値に基づく新しい文化づくりを探究中。

 

音楽と映画、歴史とラーメンをこよなく愛する40代。

 

新しい日本の未来のアイデアを提案していきます。

 

 

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