映画『宇宙の法―黎明編―』監督インタビュー編

Pocket

今日は、引き続き公開直前となった映画『宇宙の法―黎明編―』について探究してみたいと思います。

この映画では、壮大なストーリーもさることながら

作画の美しさに魅了されるのですが、

美しい作品を作るその奥にある”何か”について、

本映画の監督をされている今掛監督のインタビューの一部を紹介いたします。

日本のアニメがなぜ世界中で人気なのかを聞いた。

「日本人の気質やカルチャーがすごく影響していると思っています。

そのひとつが、世界一物事に真面目に取り組む姿勢です。

絵を描くにしても、物語を作るにしても、

自己犠牲的にいいものを作ろうとする。(中略)」

一方で、今のままでは日本のアニメは衰退すると警鐘を鳴らす。

「”時間”の流れと動きを想像してアニメーションとして映像化していくとき、

そこには必ず作り手の魂の性質や宗教観、文化が現れます。

だから、アニメ業界を支えてきたのは、日本人の宗教観、

文化への畏敬の念、思想、勤勉さ、新しいものを取り入れる貪欲さ

などだと思うんです。宮崎駿さんのアニミズム的発想も日本文化に

関係していますし、『君の名は。』の新海誠さんも

日本の宗教文化と宇宙観を融合した作品を作っています。

ただ今後、日本人クリエイターたちの宗教観や日本文化への

尊敬が薄れていけば、業界の優位性はあっという間に

衰退してしまうと思います」

「日本文化の愛され力。」Are You Happy ? 11月号

ここで今掛監督は、

アニメーションとして映像化していくときには

必ず作り手の魂の性質や宗教観、文化が現れる

と語っています。

絵画や映画においても言われるところですが、

やはり名画、名作といわれるものは、

作り手の魂が宿っているような、

人々の心に訴えかける”何か”があります。

映画『宇宙の法―黎明編―』の美しさの奥には、

作り手としての監督をはじめとしたアニメーターたちの

念いが宿っているのではないでしょうか。

 

一方で、日本アニメ業界も、海外アニメブームによる

海外アニメの台頭をも迎え撃ち、さらに日本文化の高みを

押し上げる産業になっていかなくてはなりません。

その重要な鍵は、今掛監督の言葉を借りるならば、

日本のクリエ―ター達には、もっと日本文化へのリスペクト(尊敬)や

世界の人々をも感動させうる深い宗教観、

言い換えれば人間という存在への深い理解が必要だということなのです。

 

「宗教間を持ち、真理を探究するクリエーターの育成は『待ったなし』

だと思います。今、アニメ業界は、すごいと言われながらも

頭打ちなんです。海外では、子供や一部のコアなファンに受ける作品だと

思われていて、一般の幅広い層にはあまり観られていません。

今後、もっと日本のアニメを広げるのであれば、

宗教的なバックボーンをしっかり持ったものが必要になってくる

と思います。」

「日本文化の愛され力。」Are You Happy ? 11月号

 

世界の国々はほとんど何らかの宗教文化を持っており、

共産主義の国でさえ、ここ100年の出来事にすぎません。

欧米文化のもとにあるキリスト教や、イスラム教、

そして日本古来から根付いている日本神道と仏教など、

文化としての宗教をもっとよく研究し、

深い人間学と霊的価値観に基づいた作品を

作っていくことが大事だと感じます。

 

この映画『宇宙の法―黎明編―』は、

その意味で神というものを真正面から捉え、

”地球神”という存在を描こうとしたチャレンジングな作品です。

 

クリエーター視点でいえば、

日本のクリエーターの皆さんに、

世界に向けてクリエーター達が持てる念いと技術を結集して作った

意欲作『宇宙の法―黎明編―』を、

ぜひ研究だと思って観ていただきたいと思います。

 

 

更新の励みに、ランキングに参加しています。

よろしければ、クリック応援お願い致します!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へにほんブログ村 にほんブログ村 哲学・思想ブログ 宗教へにほんブログ村

宗教ランキング

アーティストランキング

 

Pocket

SNSでもご購読できます。

プロフィール

 

arion

 

某教育機関で教員をしている傍ら、真理価値に基づく新しい文化づくりを探究中。

 

音楽と映画、歴史とラーメンをこよなく愛する40代。

 

新しい日本の未来のアイデアを提案していきます。

 

 

コメントを残す

*

CAPTCHA