スタン・リーのヒーロー創作術

スタン・リーのヒーロー創作術
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皆様、こんにちは。

今日は、マーベル・コミックスの顔であり

数多くのヒーローを生み出した、スタン・リーについて探究してみたいと思います。

 

最近、Wiredにスタン・リーの興味深い記事が載っていました。

引用:「Stan Lee 英雄の革新―こうして、誰もがヒーローとなった

 

私は、スタン・リーの経歴についてはよく知りませんでしたが、

どのようにして数多くのヒーローを生み出したのかには

とても興味がありました。

 

高校卒業後はコネを頼りにタイムリー・コミックス社(後のマーベル・コミックス)で雑用係として働き始めた。

当時、コミックは「文化のトーテムポールにおいて最下段にあった」と、リーは2000年にニュースサイト「IGN」に語っている。

リーの仕事は、アメコミ作家のジョー・サイモンやジャック・カービーのためにインクを補充し、コーヒーを運ぶことだった。

引用:「Stan Lee 英雄の革新―こうして、誰もがヒーローとなった」https://youtu.be/6aXfFjvUgzM

 

スタン・リーの生涯で驚いたのは、

高校卒業後、後のマーベル・コミックス社に最初は雑用係として

働き始めたということです。

そして、アメコミ作家のためにインクを補充し、

コーヒーを運ぶ仕事をしていたんですね。

コミックが、その時代の文化のトーテムポールの最下段と思われていた状況のなかで、

雑用係からチャンスをつかんで脚本を書くようになったのです。

雑用係をやりながら、アイデアを練り、脚本の構想を考え、

チャンスをつかむ準備ができていたからこそ、チャンスの女神の前髪を掴んだのでしょう。

 

54年には米国上院議会で公聴会が開かれた。

こうしてコミック業界は、かつて政府に嗅ぎ回られたメディア業界と同様、圧力に屈したのだった。15の出版社がアメコミから手を引き、残った者はコミックス倫理規定委員会という新しい監視役に従うことになった。

委員会の定めた倫理規定は実にバカげていた。「善は悪に勝たなければならない」「結婚は神聖なものである」「犯罪者に同情してはならない」そんな話をつまらなくさせるような規定ばかりが定められた。

引用:「Stan Lee 英雄の革新―こうして、誰もがヒーローとなった

 

コミックの歴史を紐解くと、映画もそうだと思いますが、

戦争が終わった時代から刺激的な暴力やセックスやホラーなどが

流行るようになって、

アメリカのこの50-60年代に、逆にモラルを取り戻そうと

焚書坑儒のようなことが行われ、倫理規定が制定されたのです。

 

マーベル・コミックのヒーローものにある

勧善懲悪のストーリーは、最初は

「善は悪に勝たなければならない」と

委員会が定めた倫理規定の流れでもあったということだったんですね。

 

ここでは、ファンタスティック・フォーを生み出した時の

リーの記録を紹介しています。

 

リーの記録によると、彼は何日間かメモをとりながらあれこれ考え、核となるアイデアを出したのだという。悪役たちは、同情すべき存在でも、危険で暴力的であってもならず、説得力のある脅威ももたせてはならないと倫理規定が言うのならば、物語のウェイトはヒーローに背負ってもらうことにしよう、と。

DCコミックスの人気ヒーローが、神や支配者、自信に満ちた白人男性だった一方、リーのクリエイティヴチームは社会ののけ者が望みもしない能力を得る物語に魅せられた。そこでリーは、ヒーローに「苦悩」という新たなスーパーパワーを与えた。

引用:「Stan Lee 英雄の革新―こうして、誰もがヒーローとなった

 

リーのヒーロー作品では、

物語のウエイトをヒーローに背負ってもらうことで、

倫理規定の縛りを乗り越えることができたということ。

そして、社会ののけ者が望みもしない能力を得るという設定など、

ヒーローに「苦悩」を与えることでストーリーに深みを出したのです。

 

リーはマーベルの本すべてに、「Stan’s Soapbox」という編集後記のようなコラムを書いていたが、70年にそのコラムに「潜在意識にさえ訴えるメッセージのないストーリーは、魂のない人間のようだ」と記している。

引用:「Stan Lee 英雄の革新―こうして、誰もがヒーローとなった

 

スタン・リーは、

潜在意識に訴えるメッセージをストーリーに込めることを

心掛けていたのだということを意味しています。

そして、偏見と人種差別というその時代のアメリカの社会問題に対して

コミックという武器で戦っていたのだということもできるのかもしれません。

 

リーが多くのシリーズに直接関わったことで、「シェアード・ユニヴァース」の概念も明確になったと言える。(中略)

しかし、マーベルのコミックが人気を得て洗練されていった60年代を通して、リーはその概念を推し進め、連続性と継続性をもたせていった。ある作品で起きたことが、そこだけでなく、ほかのすべてのシリーズにも影響を与えるようにしたのだ。注目すべきは、それらのストーリーがいつまでも続いていくことだ。リーは連続ドラマの鍵を開け、現在まで延々と続いているフランチャイズ作品の基礎をつくったのだった。

 

マーベル・コミックスの特徴である

「シェアード・ユニヴァース」は、スタン・リーが数多くの作品に

直接か関わったことから生まれたもので、

多数の作品がある世界観を共有したり、

あるイベントが他のシリーズにも影響を与える

という方法を編み出したというのは興味深い内容でした。

 

スタン・リーという方は数多くのヒーローを生み出した

偉大な方であると思うのですが、

大川隆法総裁のリーディング

「Spiritual Interview with the Guardian Spirit of Stan Lee“The Space Age and Heroes”」

の中では、スタン・リー守護霊から、ヒーローを創り出した真意が語られています。

 

Q.あなたは、どうして非常に人を感化する力のあるフレーズが作れるのか。
ヒーロー像について考え続けてきたから。一つは責任であり、もう一つは勇気。さらには何らかの超人的な力。そして、ヒーローには温かい心があってほしい。そこが私のヒーローの強み。それは子供たちの理想像。人は誰でも自分にとってのヒーロー、自分の未来像が必要。新しいヒーローや、ヒーローが努力奮闘する姿が、新しい子供たちを育て、国の未来を保証してくれる。

 

スタン・リー守護霊は、

ヒーローの条件は、

責任、勇気、何らかの超人的な力。そして温かい心

と説かれています。


Q.あなたの映画の悪者はとても魅力的だが、どうやって生み出しているのか。

ヒーローを創り出そうと思ったら敵が必要。敵は旧約聖書や新約聖書の悪魔の実例。そういう悪魔的な登場人物が必要。彼らがすごく強いとヒーローは危機に陥るので、ハラハラドキドキするストーリーになる。ヴェノムやドクター・オクトパスを創り出したが、彼らは現に暗黒の世界で生きている。私は、映画のストーリーをクリエイトしているが、実際には合衆国の新約聖書を書いている。何が正しく何が間違っているのか、何が天国で何が地獄か、何が正しくて何が悪いのかを、人々や子供たちに教えたいだけ。

 

スタン・リーのストーリーが魅力的なのは、

一つには悪役の存在感があります。

 

そして、スタン・リーのクリエイトする

映画のストーリーは、

根底にあるテーマとして、

実は新しい新約聖書のような

宗教的教訓を含んだストーリーを

複線や暗喩などを用いながら描いており、

何が正しく何が間違っているのか、

何が天国で何が地獄かを

人々や子供たちに教えたいという願いが

込められているのです。

 

この念いが込められた作品であることが、

多くの人々に愛され続ける真の理由ではないかと

感じます。

 

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